「保育士」になるためにはピアノ必須?必要なスキルや実技について解説!

「保育士はピアノが弾けないとなれない」と思っていませんか?楽器が苦手だからという理由で、保育士になる夢を諦める方もいます。

オリーブ保育園では園児達との朝のお歌の時間は大人気です!子供は歌や楽器、音楽が大好きですが、保育士にはピアノが必須なのでしょうか?

今回は、保育士になるために必要なスキルを、保育士試験の内容に触れながら解説していきます!

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保育士になるためには

保育士資格を得るには

(1)都道府県知事の指定する保育士を養成する学校その他の施設で所定の課程・科目を履修し卒業する。
または
(2)保育士試験に合格する。

上記いずれかに該当する者は、保育士の登録を受け、保育士証の交付をもって保育士として働くことができます。

参考:一般社団法人 全国保育士養成協議会

上記の通り、保育士になるためには、指定された学校や施設を所定の課程、科目を履修し卒業するか、保育士試験に合格して「保育士資格」を取る必要があります。

保育士試験は、筆記試験と実技試験に分かれています。では、詳しい試験の内容を見ていきましょう!

筆記試験で落ちる人が多い

筆記試験は保育に関する科目のうち、9つの教科から全160問が出題され、2日間に分けて受験します。

出題範囲が広く問題も難しいため、筆記試験で落ちる方が多いです。受験の際は、しっかりと対策を取りましょう♪

実技試験は選択制

実技試験は、音楽・造形・言語の中から2つを選択して受験します。それぞれの詳しい試験内容は以下の通りです。

音楽表現の試験

ギター・ピアノ・アコーディオンのうち、どれか1つの楽器で課題曲2曲を演奏しながら歌います。楽器は使い慣れたものを持ち込むことが可能で、楽譜を尊重しながら演奏します。

造形表現の試験

試験当日に出題されるお題(保育の一場面など)を、制限時間内に絵画で表現します。

言語表現の試験

20人程度の子ども達にお話することを想定し、指定された4つの話の中から1つを選んで読み聞かせをします。

 

ピアノを弾けなければ保育士にはなれない?

保育士試験の内容について解説しました。では、保育士になるためにはピアノが必須になるのでしょうか。

ピアノが弾けない人でも保育士になる方法

先述した通り、保育士試験は筆記と実技に分かれ、実技試験は選択制です。

つまり、ピアノやギターで演奏をしなければならない「音楽表現」以外の2つを選択すれば、ピアノが弾けなくても保育士になることは可能です!

但し、造形表現の試験は事前に準備することができないため、難易度が高くなります。何を選べばいいか迷ったときは、自分の向き不向きを考慮して、試験科目を天秤にかける必要がありますね。

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