保育士資格を取得するための合格率はとても低いと言われていますが、国家試験のシステムや、厚生労働省が公表している筆記試験、実技試験の合格率をよく見てみると、低い理由と、国家試験への対策が見えてきます。
オリーブ保育園の先生達のように子供が大好きな方や、結婚や出産など女性のライフステージの変化にも強い仕事を探している方にとって、保育士の仕事は、とても魅力的で人気のある職種だと思います。
今回は制度の改正によって、年々資格取得を目指す人が増えているその理由をまとめてみました♪
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保育士資格の国家試験の試験内容
以下では、国家試験の内容についてご紹介します。
一次試験(筆記)の科目と出題形式
一次試験は8科目(試験は9科目)で、1科目につき10〜20問の設問。筆記試験はマークシート形式、100点満点のうち60点(6割)以上得点すると合格です。「教育原理および社会的養護」は各分野50点満点となり、各分野それぞれ30点以上で合格になります。1度合格した科目は3年間再受験が免除されます。
二次試験(実技)の科目と出題形式
筆記試験の科目に全て合格する事で、二次試験の実技科目を受験できます。実技試験は、保育実技実習について行います。音楽表現・造形表現・言語表現の3分野のうち、2分野を選択し受験します。
1分野50点満点中30点以上得点する事で、合計60点以上で合格になります、自分の得点は合格通知書で確認することができます。実技試験は明確な合格基準が公表されていないため、点数の加点や減点の基準を知ることができないようになっていますよ!
保育士資格の国家試験合格率
以下では、厚生労働省の公表からわかる国家試験の合格率についてご紹介します。
平成27年度版
厚生労働省が発表している平成27年度の資料から、筆記試験・実技試験の詳しい合格率を知ることができます。(28・29年度は非公表)
平成27年度の筆記・実技試験合格ともに22.8%という数字でした。
一次試験(筆記)
合格率:25.4%
4603人(合格者)/11619人(受験者)
合格率が低い理由として
・筆記試験は9科目で科目が多い
・試験設問数は1教科10問だが、試験範囲が非常に広い。
・合格率は9科目全てに合格した人の割合だから低く見える
このようなころが予想されますね!
二次試験(実技)
合格率:89・1%
8528人(合格者)/9569人(受験者)
合格率が高い理由として
・3教科から自分の得意分野が選べる
・筆記試験合格後から試験対策でも、真面目に望めば比較的間に合いやすい。
実技のほうが得意な方多いのでしょうか♪
引用元:https://www.hoikujyouhou.com/hoiku_club/6789
保育士国家資格の科目別難易度
保育士国家試験の対策ようの通学・通信講座を行なっている民間企業では、数社が受講生たちからの試験各教科の得点を毎日ヒアリングしており、その平均点を格HP公表しています。
例年取得点数には大きなばらつきがあり、難易度はその年、その科目ごとに変わってくるようです!
まとめ
保育士資格は、保育士としての専門的知識と長期的なキャリアを担うために必要になってくる資格です。
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