手足口病は子供に多く、主に夏に流行する病気です。お子さんが感染しないためにも予防方法を知っておくことが大切です。
オリーブ保育園でも普段から衛生管理の徹底を行い、大切なお子さんの身体を守っていますが、園外でのお子さんの感染予防は保護者の方にかかっています。ぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね♪
では手足口病の症状や感染経路について解説していきます!
※本記事は厚労省の手足口病に関するQ&Aを参照しています。
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口病とは
手足口病はウィルス性の感染症で、患者の80%を小児が占めると言われています。
エンテロウイルスと呼ばれるウィルスが原因の感染症です。
「ヘルパンギーナ」、「プール熱(咽頭結膜熱)」と並んで、子供の三大夏風邪ともよばれるようです。
以下で症状や治療法を解説していきます!
手足口病の症状
手足口病の潜伏期間は3日~6日で、口の中や粘膜、手のひら、足の甲、足の裏などに水疱性の発疹が出てくるようです。また、1~3日間発熱することもあります。
水疱はかさぶたになる前に治ることが多く、1周間程でなくなる事が多いです。
1~2ヶ月後に手足の爪が剥がれることもありますが、すぐ新しい爪に生え変わるでしょう。
口の中にできる口内炎がひどく、飲食が難しくなるため、脱水症状を起こすこともあるため注意が必要です。
治療法について
手足口病に効く特効薬はなく、症状を和らげる対症療法が基本です。
場合によっては、髄膜炎・急性脳炎などの合併症により入院が必要な場合もあります。
手足口病の感染経路
手足口病の感染経路は主に3つあります。それぞれ確認していきましょう♪
飛沫感染
感染した人のしゃみや咳と一緒に飛び出たウィルスを吸い込むことで感染するようです。
接触感染
感染した人が触ったドアノブや、電気のスイッチ、おもちゃなどに触ることで手にウィルスが付き、その手で目や鼻などに触れることで感染することが多いです。
経口感染
感染後は約2~4週間に渡ってウィルスが排泄されます。トイレやおむつを替えた後、手を十分に洗えていないまま顔などに触れたりすることで感染する可能性が高まります。
手足口病の流行時期
手足口病の患者数は毎年5月ころから増え始め、7月頃にかけてピークに達し、9~10月にかけて減少します。
数年おきに流行がみられ、1990年、1995年、2000年に大きく流行していたようです。
いつから登園できるのか
発熱や水疱が落ち着いてきたら登園しても問題ないようです。保育園によっては登園許可証が必要になる場合もあります。
症状が収まった後もエンテロウィルスが2~4週間は排出されるため、感染を広げないために手洗いうがいなどをこころがけるようにしましょう。
おわりに
手足口病について解説しました。お子さんの健康を守るために、正しい知識を覚えておきたいですね。
オリーブ保育園では園児の受け入れに関して基準を設け、感染を広げない取り組みを行っています。
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